日記

『風 鈴』

 欲しかった風鈴をようやく買うことができました☆

南部鉄風鈴の音色は本当に心地よく、心に染み渡ります。

 

短冊(?)が無地で物足りなかったので、さっそく筆を入れ官能仕立てに。

 

夏がキター!

                      2016年7月14日(木)

『参拝』

 月一で参拝に行っている神社があります。都内でパワースポットと呼ばれる神社ですが、通い始めてから今月で一年ちょっと経ちます。

 

                    

僕の家からその神社まで交通機関をいっさい使わず片道一時間半をかけてせっせとあいんで行きます。

というのも、結構大それたお願いをしているんで、暑くても寒くても人がなんと言おうと横着はしないという僕なりの信仰。

 

言ってしまうと商売繁盛のお願いなんですが、通い始めて数ヶ月立った時気付いてしまいました。なんとそこの神社、

 

「子育、安産」

 

だったんですね〜。。

 

ただ、僕にとっての子供は「絵」なのでそこは発想の転換というかこじつけで祈ってます(笑)。

そのご利益があってか、通い始めてからこのかた仕事が非常にうまく回っているんですよ(もちろん近所の氏神様へのご挨拶も毎日欠かしていません)。

 

あと最近気付いたんですが、そこは縁結びもあるんですね。

縁結びといっても当然恋愛関係だけではありません。最近は以前に比べて外出や人と会う機会がめっきり減りましたが、外出すると良き出会いが増えてきたように思います。

 

今日もまさに偶然的な良き出会いがありました。しかも境内で!

その方とお話ししていて「そうなんだ!」と思える発見があったり初対面なのに、以前からの知り合いだったかのように話がスムーズじすすむ☆気持ち良い風が吹く中で、非常に良い時間でした。お守りの塩までもらってしまって(ありがとー!)!これもこの神社の不思議な力なのかな?と思い心の中で合掌。

 

さすがにこの時期、3時間の道のりは楽ではないですが、何事も信じて続けることが結果に繋がると改めて思いました。

神社のスケッチあげときます。

 

                     2016年7月6日(金)

 

『参拝』

 月一で参拝に行っている神社があります。都内でパワースポットと呼ばれる神社ですが、通い始めてから今月で一年ちょっと経ちます。

 

                    

僕の家からその神社まで交通機関をいっさい使わず片道一時間半をかけてせっせとあいんで行きます。

というのも、結構大それたお願いをしているんで、暑くても寒くても人がなんと言おうと横着はしないという僕なりの信仰。

 

言ってしまうと商売繁盛のお願いなんですが、通い始めて数ヶ月立った時気付いてしまいました。なんとそこの神社、

 

「子育、安産」

 

だったんですね〜。。

 

ただ、僕にとっての子供は「絵」なのでそこは発想の転換というかこじつけで祈ってます(笑)。

そのご利益があってか、通い始めてからこのかた仕事が非常にうまく回っているんですよ(もちろん近所の氏神様へのご挨拶も毎日欠かしていません)。

 

あと最近気付いたんですが、そこは縁結びもあるんですね。

縁結びといっても当然恋愛関係だけではありません。最近は以前に比べて外出や人と会う機会がめっきり減りましたが、外出すると良き出会いが増えてきたように思います。

 

今日もまさに偶然的な良き出会いがありました。しかも境内で!

その方とお話ししていて「そうなんだ!」と思える発見があったり初対面なのに、以前からの知り合いだったかのように話がスムーズじすすむ☆気持ち良い風が吹く中で、非常に良い時間でした。お守りの塩までもらってしまって(ありがとー!)!これもこの神社の不思議な力なのかな?と思い心の中で合掌。

 

さすがにこの時期、3時間の道のりは楽ではないですが、何事も信じて続けることが結果に繋がると改めて思いました。

神社のスケッチあげときます。

 

                     2016年7月6日(金)

 

『永井流着物着用術』

 

ツイッターでも紹介しましたが、僕の着物の着こなしは最近「浪人風」から「海賊風」に変化してきました。

 

着流しで街中を歩いて良く言われていたのが、「サムライ!」「あ、サムライ!」。

 

それが今では「海賊!」「カリビアン!」「和製ジャックス・パロウ」に変わりましたよ(笑)

 

夏は着流しや浴衣でいけるけれど、冬はどうしようと考えていろいろと試行錯誤。

結果こんな感じになりました↓

 

コンセプトさえ決まっていれば、なんとかなるってもんです。

 

 

 

                      2016年1月25日(月)

 

『明けましておめでとうございます』

 

昨年中は大変お世話になりました。

更新が遅いながらも、いつも見てくださっている皆様に感謝です。

 

この正月は久々に実家への帰省。文字通り食って寝て起きてという生活です。

そして、僕が一年の中で唯一テレビゲームを解禁日にしているのがこの帰省した時なのです(ゲーム機は東京の家にはおかないようにしているんですよね(はまり込んでしまう自分を知っているので)。

夜中に真・三国無双(笑)。PS2用の中古ソフトなので一本100~200円で買えて何年も遊び続けられるこのお得さ。

 

東京に戻ったらもう遊べないので、本当に気合入れてplayしてます。

 

しかし1、2年に一度帰省する感じだと、さすがに地元の変化に驚かされます。

子供のころから馴染んでいた景色がなくなっていたり、見たことのない人たちや、新しい道路や建物ができていたりと。

 

こうやってだんだん昔のものがなくなって行くんだな~と、しみじみ思いました。

歴史というのは、江戸や京都の古い街並みがどうのこうのではなく、ただ単にその当時、日常当たり前のように存在していたものが歴史になるので、今現在、自分たちの身の回りにあるものを安易に壊したり捨てたりするのではなく「活かす」ことが大切だと思います。

 

とくに近年のオリンピック開催でにぎわっている中、都内では、趣のある建造物破壊活動(再開発ってやつだな)がめまぐるしくが行われています。

耐震性がどうのというけど、後付けの理由なんじゃないの?なんて思ってしまいます(一概には言えないですが)。

 

個人的な理由だけど、オリンピックになると冷静さを失って一時しのぎでわけわからんことするから嫌いなんですよね~。日本橋の真上に首都高通して、今は撤去するみたいな。

 

最近だと、近所の某駅の某ニュータウンには以前古い家並みがありましたが、火事がありその後すぐにドでかい商業施設が建ちました。

これって偶然だと思います??(工事関係者から聞きましたが、放火だとか。。)

こういう事例ってあちこちにありますよね。古いものは壊してしまえ。悪習です。

時代は進化するというけれど、培ってきた自分たちの文化を壊してしまったらもう滅亡同然。国がどうであれ、自分だけは冷静さを失わずこういうものを大切にする心を大事にして行きたいと思います。

                                 2016年1月3日(日)

 

『絵本 日露戦争制作』


歴史絵本第三弾の制作がようやく目処がつきそうです。

今回はいつもより制作期間が短く、かなりハードな2ヶ月となりました。


時代物のお仕事を頂くようになりましたが、明治後期は初めての制作で、苦労もあった分かなり勉強になりました。


前回の幕末編に続き戦争がメインの時期なので、前回にも増して描き込みも多くより多くの資料集めに時間を費やしました。


その中で特にハマってしまったのが、ロシア海軍のバルチック艦隊!

数ある艦隊の中でも、このロシアの軍艦の迫力は群をぬいています。


うーん、久々に心に響く物を見つけてしまいました。



                   2015年10月14日(木)


『祝!歴人マガジンインタビュー★』

先日歴史マガジンさんよりインタビュー取材をしていただきました。

“日本文化をポップに発進する”をテーマとしたBAR「いま粋」。その関連イベント「花魁ナイト」で歴人マガジンの方とお会いしました。

多少おっちょこちょいさが残る20代女性編集長Kさんとそれをフォローする男性副編集長Yさんによる、でこぼこコンビ。。いや失礼、気さくで明るくとても良い関係の名コンビです★

 

そんな歴人マガジンさんより頂いた今回のインタビューですが、お会いした時に歴史をテーマとして活動中のクリエイターを紹介していきたいとのお話を聞かせていただき、僕としても是非!ということで今回の運びとなりました。


実際の記事にも書きましたが、たのしいですね〜、こういうインタビューは(笑)。


自分の生き方がぶれていないか原点をあらためて見つめ直すとともに、これから世の中に対して何ができるかを考えるきっかけになります。



そして着物を着だして早7年。すっかり着物キャラとして定着しました。

インタビュー記事には答えていませんが、僕が着物を着るようになったのは時代物イラストと密接な繋がりがあるんです。


まだ時代物作品を描いていなかった頃、何度も侍を描こうとチャレンジしましたが全く描くけませんでした。


何故か。


着物も袴も生涯身につけたことがない。そもそも洋服とは全く仕組みが違うわけで、実際に着たらどのような動きになるか?歩き方、なびき方、しわの入り方なんて想像もつきません。根本的に着物自体を全く知らないわけだからアドリブ不可能。


たとえ画像検索で探しても、自分の欲しい形を見つけるには限界がある。

モデル雇って着物着せるか?いや、それも高いし面倒すぎる。。


じゃあどうするか。実際に着てみよう!と思い即購入。

当初はモデル用に着物を着ていたんだけど(ちなみに僕の描く侍絵は殆ど僕がモデルです)、着ているうちにどうも具合がいい。洋服にはない新鮮な感覚と日本人だからこそ似合うフィット感。帯を腰で締める感覚が、男着物ってすごくここちいいんですね〜。


というわけでこれが高じて着物が普段着になったってわけです。至って自然の流れ。


ただ長髪で髪を後ろでまとめているので、街を歩いている時よく「さむらいだ」と言われます。それもかなりの確立で(笑)。

でも最近は着物も大分着こなしてきたから遊べるようになりました。今は侍から海賊風ファッションになったので通りすがりの人が「カリビアン」「ジャックスパロウ」と言うのがたまに聞こえる(笑)。

着物は型にはまらず自由に着るべきですね。


                    2015年8月10日(月)


 

『こういう日本であってほしい』

昨年、岩崎書店さんより刊行された「絵本版 おはなし日本の歴史」シリーズで、第8巻“武士の登場”編を担当しました。

 

今年3月に、いよいよ第2シーズンが発売されます。

今回僕が担当したのは第16巻“幕末ものがたり”。幕末〜明治にかけての激動の時代。

画像解禁になったので紹介します(といっても一部だけど)。

 

描いてみて改めて思いましたが、戦争ばっかり。描くのすんげぇ大変。

 

なにはともあれ、日本の仕組みが全く変わってしまったわけだから、当時の人達の困惑は僕たちが想像もできない程だったろうなぁ。

江戸時代の象徴とも言うべき“身分の差”が無くなってしまうわけだから。

昨日まで将軍だった人が貧乏町人の横を自転車で走り抜けていくんですよ。

いったいどんな気分なんでしょうか?

 

うーん、興味津々。

 

というわけで、今回制作した薩英戦争です★

 

 

                   2014年11月14日(金)

 

日本はこうあるべき、こうなってほしいという個人的な理想があります。そのことに関してずっと思っていたことがついに爆発。

今回は毒舌ですよ★そしてかなりの長文。解毒剤はありませんので、読まれる方はそのつもりで(笑)。



「日本に外国人観光客は来て欲しいですか?」

と聞かれたら、僕はこう答える。

 

「来るのはかまわん。しかしあえて呼ぶ必要はない。」


僕は欧米人がキライです。というか白人がね。といっても彼らの“全て”がではない。だってアメリカ人が創った音楽や映画なども大好きだし。それに個人単位で付き合えば、日本人だろうが中国人、韓国人、アメリカ人、イギリス人、フランス人だろうと人種を越えて面白いヤツもいるし好きになるヤツもいるだろう。逆にどの人種にも絶対付き合いたくないヤツもいる。

 

では何がキライか?白人たちが持つ “自分たちが世界で一番偉い”みたいなお高くとまったプライドの高さだ。

アイツら、昔から黒人や黄色人種を見下してるからよ。歴史を見てごらんよ。支配し奴隷にすることばかりだ。

利益第一のご都合主義/白人至上主義ってやつは、おそらくこの世から消えることはないだろう。



以前「日本に来て不便に感じることは何ですか?」という外国人観光客へのインタビューを観たんだが、この質問に対し、ある欧米系のバカ女がこう答えた。


「言葉が通じないのがすごく不便!」


当たり前。

その勘違いしたイカレた頭をジャパニーズ・チョップスティックで叩き続けてやろうか?

「ねぇちゃんよ、地元の遊園地にでも来てるつもりかい?」

 

そして観光地は観光地で、「外国人の方々(特に欧米人)にたくさん来てほしいから」「外国人の皆さんに喜んでもらえるように」と腰を低くして英語を話せるように努力している。


バカじゃねーの

確かに英語を話せることは良いだろう。しかし勝手に日本に来ている外国人に「英語が話せないの?」と言われて「スミマセン」と頭を下げるってのは、いったいどういう了見だ??こっちが海外に出向いたならいざしらず、そいつはお前が呼んだVIPか?


確かに日本人には敗戦の後遺症からアメリカ人コンプレックスがある。大きくくくれば欧米人コンプレックスだ。それは分かる。

しかしどうせ、


「観光に来て欲しい=儲けたい」


などと卑しいことを思っているから、そういう卑屈な態度になってしまうんだろう。心まで欧米に屈するか。日本人の誇りを捨てるくらいなら死んでしまえと言いたい。

チンケな観光客を食い物にしてまで儲けたいか?ありのままの自然な姿の良さがなぜ分からん?

 

いいか?向こうは来たくて勝手に人んちの庭に来てんだよ。そのことを忘れてはいけない。

相手が日本語を全く話せないんなら、それは観光前に多少なりとも日本語の勉強を怠ったそいつら自信の問題だ。

勝手に来ておきながら「英語も話せないの?」だと!?てめーの国に行ったらみんな日本語喋れるんだろうな!?コラッ!

 

“郷に入るなら郷に従え”を無視した典型的傲慢な国の代表者。

「エクスキューズミー、僕はあなたたちより劣る黄色人種の男性です。そんな僕でも“最低限必要なそのくらいの教養”は持ってますよ。たとえそういう教育を受けていなくてもなっ!


しかし、ガイドブックなどを見て、必死に慣れない日本語を話そうとしている人たちは愛おしい。これは愛せる。そこはこちらも慣れない英語を駆使し、人種だの商売以前に人と人とのコミュニケーションを大事にすべきだ。これは大切。仲良くしましょう。


たしかに商売だから謙虚な態度は大切だよ。しかしな、もし自分の商売を自信もってやっているんなら、たとえ相手が宇宙人だろうと見苦しいことせずに堂々としていろ。

白人なんて見てみろ。おどおどしている日本人に、英語は通じて当たり前だろ?という高飛車な考えがあからさまに態度に出ていて堂々としていやがる(もちろん全員ではない)。

店先や街角で見るこの光景、同じ日本人がバカにされているようでほんと腹がたつぜ。Are you kidding me!?

かつて日本に攘夷って言葉があったのを教えてやろうか?



そもそも着物、浮世絵、茶道、細工物、食、はたまた武士道など、世界的に見たら繊細で潔く美しいものに見えるかもしれんが、それはビジネスうんぬんや日本は素晴らしいをアピールするためではなく、我々日本人が自分たちの生活のために必要だから生まれただけのこと。

寒いから厚着をする、暗いから電気をつける。カッコいい・可愛いものを身につけたい、といったこととなんら変わりのないものだ。

それを黄金の国ジパングがどうのだの、浮世絵が描かれた単なる紙っきれを海外に持ち出し、ジャポニズムだの芸術だのと勝手にギャーギャー盛り上がり、現在に至っては和食はヘルシーだ、SUSHIがどーのこーのとか言って回転寿しに行き、生魚を食べて苦悶の表情を浮かべるDQNな欧米人。

 

大きなお世話だ。あっちへ行け。招かれざる客とはお前たちのことだ。

日本のことを何一つ理解しようとしないおまえらには、たとえ回転寿しといえども繊細さを欠いた鈍感な舌先じゃ未来永劫その味はわからんだろうよ。ゴジラ・ロールをご希望ですか?ねーよ!そんなゲテ物は!

 

更にそれに輪をかけて酷いのが、そんなヤツらに媚びへつらう金の亡者となった日本人の一部。いつか日本の寿司屋でゴジラ・ロールも作るのかな〜。あぁ、やだやだ。。


そもそも僕たち日本人は、先祖代々この地で培われた感性で文化を築き上げてきた。

日本人がもつ柔軟さ、器用さ、生真面目さ、謙虚さ。この根本的な性質が根底にあり真摯に向き合う限り、日本は望むまでもなく世界水準の文化を今も生み出すことができるんだよ。卑しい欲を出さなくともね。


例えば江戸時代。鎖国時ならではの日本独特の文化が花開いた。

海外に売り出すために栄えた文化だと思うか?必然性から生まれた様式美だよ。日本人の根底にある意識からね。

そしてこの世界観の物珍しさを求めて、いまだに外国人がやってくる。なぜか?

 

日本オンリーだから。

 

この国が本気で文化面に力を入れたら、とても面白い国になるという証だ。


じゃあもし日本が今、江戸時代に匹敵する程のオリジナル文化を持つことになったらどうするべきか?


あえて輸出しない。


だってヤツらのためではなく、うちら日本人の生活のために生まれたものだから。

よく「日本は身内で盛り上がっているだけ」と言う人がいる。

は?それが何か問題でも?映画だろうと文学だろうと海外でウケようがウケまいがノープロブレム。え?日本のマンガやアニメが好きだって?ほんとに分かってんのか?ドラゴンボールの二の舞はごめんだよ。

「僕たちは自分たちの文化を自分たちで作って楽しんでるだけ。こちらはこちらでよろしくやるから気にしないでくれ。」


まー、彼らがどうしても日本のものが欲しい!売ってくれ!買わせてくれ!と嘆願するんなら、その時はしかたなく売ってやるがな

いいか、“買ってください”ではなく“売ってやる”んだ。創る物に誇りを持て。



文化の安売りはするな。商品の宣伝も必要なし。安易で媚びた日本アピールは安っぽい日本をつくるだけ。存在のみ伝わればそれでよい。見せたらさっさとしまってしまえ。

まー、あえて宣伝文句つけるなら完結に。

 

“今までより凄い車”by TOYOTA

“今までより凄いデジカメ”by Canon

“今までより凄いテレビ”by Panasonic

 

これでOK。

後は聞かれたら教えてやれ。なぜなら日本人が本気で作った物の質は、ヤツらが一番良く知っているだろうから。

 

どっちにしろビジネス面に関しては、人の善い日本人はしたたかな欧米人に敵わないんだしよ。勝てる戦をしろ。

あいつらは自分たちで創れないから金なんぞ出して買うしかないんだ。

日本人には日本人ならではの「やり方」がある。長年この風土で培われてきた心意気と技の結晶を安易に手渡すな。大金をつまれても納得しなければ売らない。しかし本当に助けを必要としている謙虚な人たちに大しては無償の精神で接したい。誇りを忘れるな。

利益主義の傲慢な欧米人どもが大金を出して頭を下げて売ってくれと言いたくなる物を創る国になれさえすれば良い。


つまり結論として「それでも日本が好きで好きでたまらない!」と求めてやまないご奇特な外国人は来ればいいし、あえて呼ぶ必要もないということになる。

が、そこまでして来たのであれば、当然こちらも相応のもてなしはするよ。日本の歓迎の仕方でもって心を込めてね。

あ?「チアーズ」だ?日本では「乾杯」って言うんだよ。一つ利口になったな!

 

 

我々日本人が欧米人に媚びるのではなく、彼らが媚びたくなるほどの文化を築くことこそ、僕が考える理想の日本のあり方。ある意味、鎖国よ。

 

もう一度言うが、僕が嫌いなのは白人の傲慢なご都合主義/白人至上主義。誤解のないように。


 

そしてこれは日本人に対して。

 

日本の伝統を特別扱いするのはみっともないからやめたほうがよい。着物を文化遺産にだとか世界に誇る日本の伝統工芸とか。

自分ちの凄い物自慢はまったく見るに耐えないからよ。

 

ちょっと想像してみ。純和風イケメンの歌舞伎役者が公衆の面前に向かって

「おれってカッコイイよな?もっと世の中認めるべきだよ!世界に通用するイケメン歌舞伎役者だよ!

と豪語している姿を。自分で自分の魅力をメチャアピール。恥ずかしすぎる。フタをさせてくれ。パタ。

ドン引きだろう?ようするにこのナルシストの自画自賛となんら変わらないということ。

 

もう一度言うが、現在伝統と言われている物事はどれもこれも自分たちの生活のために必要だから生まれただけのこと。日常的にあったもの。

それをわざわざ声高々に「わが日本が誇る伝統の何々〜」と言うことほど無意味でシラケることはない。

 

例えば、日本人が何百年と昔から使っている箸と茶碗という道具がある。もちろん現代でも日用品だ。

メシを食う時「これぞわが日本が誇る伝統!」などと言って使うか?

じゃあ団扇は?急須は?ざるは?竹ぼうきは?洗練されたデザインかつ機能的で立派な日本の伝統工芸であるのに、なぜ文化遺産にと思わないのか。

一緒なんだよ、竹ぼうきや着物に価値があろうとなかろうと所詮は日用生活品。もしこれらが文化遺産になったら世間にウケようという邪心が生まれて醜い物に形を変えるだろう。

 

いちいち「価値が!歴史が!」などと叫ばずに、きどらず普通に生活にさりげなくとけ込んでいる姿が一番クールで魅力的だと思うけどね。

 

伝統を守ることは大事だよ。学べることも多くある。しかし日本人全員が美術評論家じゃないんだからよ。どんな形にしろ、過去の栄光にこだわる姿はイタすぎる。

よく「昔は凄かったんだぞ」と言うオヤジどもがよくいるが、あれと全く大差ない。だったら今、過去の物を上回る程の物を生み出すほうがよっぽど健康的だ。

 

そもそも伝統=格式なんて位置づけにするからおかしなことになってしまう。

その一例が現在の着物業界だ。

日本人にとってただの衣服だった物が、余計なことして“着物=ブランド物”のような“特別”な存在になってしまい庶民から離れていったわけよ。

今の一般庶民が普段着といって着物買うか?一着何十万する服をポンポンよ!それも着慣れない“着物”を!!

 

こんな感じで、特別扱いすればする程に高級になって庶民から離れていくわけだ。寿司やうなぎのようにね。

売れないから単価も高くなって、自らの業界の首を絞め、最終的には裕福層やマニアの愛好品となり、まさに目に見える結末となる。ドカーン!


美術品として慈しむのならノー・プロブレムよ。どうぞ壁に飾って講釈たれながら日々眺めておくんしゃい。


しかし、どんな精巧な物であれ、実生活で使ってこそ生きてゆくものだということを忘れてはならない。

また、古い考えに執着するというのは、そもそも人類の歴史の中で滅びゆくもの。物や考え方は、常に時代に合わせて進化し調和する。だからこそ着物も今日まであり続け、その魅力を知った僕も着るようになり、その良さを伝え、そして子々孫々に至まで残り続ける所以だと思う。

 

国内外に対するこういう意識のあり方こそ、本当の意味でのクールジャパンではないか。


きどらず固執せずあるがままに。時代は常に流れているのだから。


 

                   2015年7月4日(土)

 

『志士の峠』

昨年、岩崎書店さんより刊行された「絵本版 おはなし日本の歴史」シリーズで、第8巻“武士の登場”編を担当しました。

 

今年3月に、いよいよ第2シーズンが発売されます。

今回僕が担当したのは第16巻“幕末ものがたり”。幕末〜明治にかけての激動の時代。

画像解禁になったので紹介します(といっても一部だけど)。

 

描いてみて改めて思いましたが、戦争ばっかり。描くのすんげぇ大変。

 

なにはともあれ、日本の仕組みが全く変わってしまったわけだから、当時の人達の困惑は僕たちが想像もできない程だったろうなぁ。

江戸時代の象徴とも言うべき“身分の差”が無くなってしまうわけだから。

昨日まで将軍だった人が貧乏町人の横を自転車で走り抜けていくんですよ。

いったいどんな気分なんでしょうか?

 

うーん、興味津々。

 

というわけで、今回制作した薩英戦争です★

 

 

                   2014年11月14日(金)

 

先日発売になった『志士の峠』(著:植松三十里/中央公論新社)。

幕末、勤皇の志を持ちながら信念に生き儚く散った天誅組。

主な人物たちと行動は知っていましたが、クローズアップされる事がほとんど無く、特に親しみを感じる事がありませんでした。

今回仕事をするにあたり、植松さんの原稿を読ませていただきましたが、天誅組とは何か、どう扱われる存在なのかをしみじみ感じました。


正しい事が常に善ではない(悪もしかり)のは、やはりその国の治め方や時代のあり方によりますなぁ。


さて、実は今回、久々の書籍のお仕事なのでした☆

ここ数年、文庫のカバーイラストのご依頼は頂きますが、書籍は皆無だったんですね(°_°)

文庫と違うのは、書籍のカバーイラストの場合、イラストを表1(表側)、表4(裏側)、折り込み部分を含めて描く場合があります。要するに、カバーを外して広げると、横長の一枚絵になるんですね。


今回はまさにそれ。主人公、中山忠光率いる天誅組が希望に向かって闇夜を駆け抜ける、文庫では表現できない、ダイナミックな構図が可能になったワケです。


今回のこの構図は自分でもかなり気に入っています☆(最近密かに横顔の構図がブームだったりして(^人^))


しかも、二箇所の折り込み部分にはステキな隠れキャラが(=゚ω゚)ノ!!


気になるでしょう(^人^)ぜひお手に取って確認してみてください☆

 

                   2015年4月30日(木)

 

『幕末絵本』

『LINEクリエーターズスタンプ発売★』

 

 

待ちに待ったLINE用初スタンプ、本日ようやく発売しました!


審査を申請したのが5月アタマ。3ヶ月待ちは覚悟していたけれど、まさか11月になるとは。。


実はこれより先、4月下旬に別のキャラクタースタンプを申請したのだけれど、なぜかこちらの方が先にリリースとなりました。


一気に40点も描くのだから、結構絵がうまくなる(笑)しかも普段仕事で描く絵とは全く異なる使われ方なのでアイデア出しすために、脳みその眠っていた部分を使ったので活性化されたよ。


今回のスタンプでは、現状のLINEスタンプには無い8頭身の侍キャラをメインに据えて制作してみました。


人物は泥臭いけれど、セリフは現代というのも自分では気に入っています。


今は時代劇でしか見られない侍だって、喋っていた内容は今と変わらないだろう。

そんな彼らに、現代語をまじえてしゃべってもらいました。


失敗したり焦ったり取り乱したり政治家を皮肉ったり。。(笑)


するとあら不思議。丁髷して着物着ていようと違和感ないでしょう(笑)カッコいい侍ばかりじゃないんだよ、実際★


そんな人間味のある侍たちが好きなんです。




                      2014年11月14日(金)

 

江戸水滸伝三部作 第三弾『慶応水滸伝』

 

 

江戸水滸伝シリーズ第三弾登場です。

今回の主人公は、泣く子も黙る新門辰五郎!江戸の火消し"を組"の親分です。

 

江戸時代というとどうしても侍に興味が偏りがちですが、これを読むと町人のパワーと江戸っ子の心意気に惚れ惚れしてしまいます。辰五郎かっこえ〜わ〜。惚れますよ、ほんと。

まさに大人物、最後にふさわしい主人公だと思います。

 

表紙の制作にあたっては、三部作の中でも特に難航しました。幕末ということもあって、登場人物がとにかく多い。

人物の関係性と物語性をうまく絡めるため、編集さんとあーでもないこーでもないと悩み続けラフが行ったり来たり。

 

やり取りしている間に、絵っていうのはイメージを伝える為にすごく大事なツールなんだなーと改めて気づきました。

遠い原始の時代から基本的なことは変わらない、人間の基礎的な部分を担っていると思います。

 

なにはともあれ、苦労した甲斐があり今回めでたく刊行に至りました。

 

日本人ならではの人情とおおらかさ。海外のものもももちろん良いけれど、まずは自分の住んでいる国の良さを見直すという意味でも、この水滸伝シリーズはとても心に響く刺激的な本です。

 

いや〜、日本人に生まれて良かったと、心の底から思います。

 

                            2014年6月23日(月)

 

『歴史人』7月号

 

 

今回の特集は「大江戸 武士の暮らし」。

その中の「武士のお金と家計の実態」のコーナーで、メインの扉絵と武士単体と内職のカットを担当させていただきました。

いつか描いてみたかった鬼平こと長谷川平蔵も今回描くことができ、とても充実した制作期間でした。

 

ぼくが人物を描くにあたっての関心はどこかというと、生の人間模様。

僕から言わせると歴史上のヒーロー、ヒロインと言われる人達も、所詮は人間。お茶をこぼしたりクシャミしたりコケたりしただろうし、オフの時にはリラックスした様子があるはず。

逆にカッコイイやキレイだけの存在だったらなんの親しみも持てないと思います。

 

そんな意味で今回、武士カットの僕の一番のお気に入りは下級武士★この中で非常に親しみのあるオイシイ役として描きました。

 

 

先日担当さんとお話ししましたが、近年、資料が発見され映画にもなり話題を呼んだ「武士の家計簿」がありましたが、あれはあくまで加賀藩での話。

 

江戸の武士の家計簿は、実は全く発見されておらず見つかったら大発見とまで言われているそうです。

これもまたナゾですね〜。確かに江戸は火事が多かったというのもあるけれど、一つも見つかっていないというのは、なんかミステリーな感じがします。

 

そういう意味もあり、今回はイラスト資料が豊富。

ちなみに今回は、イラストレーター仲間のいずみ朔庵氏も参加。まったくの偶然に笑いと驚きが同時に込み上げてきました(笑)

 

歴史人としては珍しい暮らしをテーマにした7月号。内容も充実していておすすめです!

                            2014年6月13日(金)

 

『江戸川乱歩の迷宮世界』

 

今回、巻頭の「乱歩作品を彩る美女図鑑」の女性イラスト、モノクロページ「乱歩ワールドの迷宮」の挿絵を描かせていただきました。

 

実は乱歩作品大好きでいつか仕事をしてみたいと思っていましたが、ついに念願叶ってお仕事を頂くことができました!めちゃくちゃ嬉しい。ほんと。

 

乱歩作品に登場する女性はいずれも個性豊かでで魅力的。とても制作意欲をかき立てられます。

ちなみに僕は短編をはじめとする大人向けの作品から入り、その時代背景とどろっとしたエロチックで猟奇的な内容に完璧取り付かれました。もともと自分の中に眠っていた変態をピンポイントで乱歩に呼び起こされた感じ。おれ変態だったんだって思った。

 

制作にあたっては今回担当の方がとても寛容で、結構好き勝手描いた絵に文句も言わず(笑)とても楽しく描くことができました。感謝!

しかしキャラクターを描くのは本当に楽しい。物語の世界観を損なわないアレンジと、自分なりのかわいい、きれい、エロいをミックスして造りだす作業は、仕事というよりは完璧にオトナ遊び。

 

今回は10人(正確には11人)制作しましたが、機会があったら今回描けなかったキャラクターも描いてみたい。

 

最後になったけどこの乱歩ムック、ネタバレの無い作品紹介や乱歩の貴重な資料等が豊富で、旧来のファンはもとより、これから読んでみたい人にもオススメなので興味ある方はぜひ!

                             2014年6月5日(木)

 

発見!古写真

 

最近、昔の貴重な手紙とかが発見されていますね。

坂本龍馬の手紙、桂小五郎の手紙などなど。

 

今後もまだまだ貴重な文献や資料が発見される可能性があるのでは?と期待してしまいますね。

 

そんな時、僕の実家からある写真が発見されました。母方の祖母の姉の若い頃の写真です。

発見というとドラマチックですが、普通にあったようです(笑)

 

 

時代物の仕事をするようになって何年か経ちますが、制作依頼される時代もだんだん幅が広まってきました。

得意の幕末から始まり、戦国、明治、大正、昭和、さかのぼって平安時代と、中世から近代まで手がけるようになりました。

そんな時代物を描くにあたって最も大切なのは資料集め。想像だけじゃ、ファンタジー朋言えぬただのヘンテコな絵になってしまいます。

資料はあればある程ありがたい。

 

そんな中ふと思いつきました。もしかしたら祖母の若いときの写真がウチにもあるかも!(祖母は明治生まれ)と期待に胸躍らせながら母親に聞いてみた。

 

返答

「裕福な家じゃなかったからナイ。」

 

ただ、一応探してもらったら大叔母さんの昔の写真がありました。しかも着物に消防の半纏を着ている。うーん、これはこれで貴重だ!

詳しい年代は解らないけれど恐らく大正〜昭和初期あたり。写真見るかぎり20代かな〜?

 

僕の実家は漁師町で、聞いたところによると男衆は漁に出ていなくなってしまうので、町の消防は女性がやっていたとのこと。

なるほど。納得。

 

漁師町の衆はみな荒削りだけど気さくで開放的。そこに住む女衆も昔はたくましかったんだろうなーとこの写真を見て思ったりしました。

 

しかし大叔母、なんとも凛々しくて強そう。。

                            2014年5月28日(水)

 

 

 

江戸水滸伝三部作 第二弾『明暦水滸伝』

さてさて、一作目『天保水滸伝』に続き、ついに『明暦水滸伝』が登場しました!

 

前々回のブログで、一作目をしのぐ面白さで永井お気に入り的なことをちらっとかきましたが、まさに最初から最後までスピード感、緊張感、男意気が満載が満載。

前作より100ページ少ない300ページということもあるし、この江戸水滸伝シリーズは、なにより読み始めたら途中でやめられない。読み切ってしまう面白さがある。

 

内容を少し紹介すると、今回の舞台はタイトル通り明暦。四代将軍徳川家綱時代に入って間もない頃、江戸初期です。

 

さて、明暦といえば「明暦の大火」。誰でも一度は耳にしたことがあるかもしれません。江戸のほとんどを焼け尽くした江戸三大火災の一つですね。

"火事と喧嘩は江戸の華"

なんて言われますが、今回、まさに火事と喧嘩が盛りだくさんでとても元気な内容です。

 

さて気になる今回の主人公は映画や浮世絵、歌舞伎などでしられている、旗本奴(はたもとやっこ)の水野十郎左衛門と町奴(まちやっこ)の幡随院長兵衛(えらそうに言ってるけれど、原稿読むまで知らなかった。。(苦笑))。

 

さて、僕が一番興味を惹かれたのが、なんといっても旗本奴たちの容姿。現代の着物とは着こなしが違い、戦国武士の荒い気風が漂う装い。

朱色の羽織の背中に野ざらしドクロを染めてあったり、全体に経文を染め抜いていたりと。そう、要するに傾奇者なんです!服装といい気だてといいほんとにカッコええわ〜と惚れ込んでしまいました。この影響で普段着ている着物にも影響がでたほどです。

 

 

旗本とは代々徳川家に使えてきた家来たちのこと。関ヶ原の戦いが終わって優遇されなかったこの旗本の一部が徳川幕府に不満を抱え、徒党を組み大暴れした者たちを旗本奴と呼んだそうな。

現代風に言うと、代々教師、医者、政治家など由緒ある家柄に生まれ育った子供がチーマーになる感じ(そんなに外れてはいないと思う)。

 

町奴も同じく幕府に不満を抱える野郎だけど、こちらは町人のこと。

 

双方、「〜組」みたいにいくつかの組ができるのだけれど、なにせ仲が悪い。その旗本奴と町奴の代表格が、水野十郎左衛門と幡随院長兵衛なのです。

 

男同士の友情や葛藤、権力と陰謀とに巻き込まれてゆき江戸水滸伝として話が展開していくわけです。

 

 

なるほど、水滸伝とはよく言った。まさに任侠の世界よ。フッ。。

読み終わったあとはどんな感じだったか。ジャッキーチェンみたいな痛快アクション映画を見終わった跡、何故か強くなってなんでもできそうな錯覚を起こすけど、アレ。

精神に影響をきたしました。良い意味で。

 

 

今回の表紙イラストについて話すと、前回『天保〜』の表紙が"静"としたらこの『明暦〜』は"動"。内容的にもスピード感溢れるブルージーなハードロックがにわいます。

 

絵柄については、担当の編集さんとデザイナーさんと芋ようかんを食べながら打ち合わせしましたが、前回同様、ラフを1〜2回やり取りしただけで意外とあっさり決まりました。

ただ編集さんが時代劇大好きで、ちゃんと頭の中にこれというイメージがあったんですね。物語の見せ所をどかんと出した表紙にしたいと思っていたので、他に類を見ない、まるで番宣の様なカバーイラストに仕上がりました(要望が多いので修正は結構あったけど(笑))。

 

ということで『明暦水滸伝』ぜひ!!

                            2014年5月27日(火)

 

 

 

「売れるものにはウラがある」

 

僕はいつも仕事中にBGMをかけているんですが、手持ちの曲も飽きがきたので何か良さげな曲はないかとYou Tubeで検索したら、過去の名曲(Rock/Pops)を集めたものを発見しました。

 

さっそく再生してみると、1950年代の曲から始まりだんだん新しい曲に移り変わっていく。

時代が経つとともに音楽もどんどん変わっていく様が手を取るように分かり、非常に面白い。

 

暫く聞いているとなんとも懐かしい曲が流れてきた。

 

「お!ジンギスカンやん。いや~、なつかしいな~」

 

さて皆さん、ジンギスカンをご存知でしょうか?

 

ではなく

です。

 

1980年代初頭に活動した西ドイツ(活動当時)の音楽グループで、バンド名の曲「ジンギスカン」や「めざせモスクワ」は、恐らく知らない人がいないくらい有名なのではないでしょうか。

現在50代の方々は全盛期っだったかもしれませんね。

 

当時、僕は洋楽なんぞまったく興味がなかったので、どこの誰の歌かなんて知るよしもなし。

それもそのはずで、この曲を耳にしたのはたしか小学校低学年。運動会にて生徒全員でこの曲で踊った覚えがあるだけです。

 

 

ジン♪ジン♪ジンーギスカーン♪

うんうん、今聴いても良い曲だ。当時もこれでノリノリだったろうよ。

 

「これってドイツ語だったんだ。意味分からんぞぃ」

 

ということで意味を調べることに。

なるほど、モンゴル帝国の始祖チンギスハーンを歌ったものなんだね。

 

♪千人の勇者が疾風と駆ける♪

 

「おー、勇ましいやん★」

 

♪先頭に立つのはジンギスカン♪

 

「うんうん、男らしいね★」

 

♪暴力、恐怖で世界制覇♪

 

…………あれ??」

 

この時点で既におかしい。

まー、きれいごと言わないのは歴史の教科書より立派だわ。

 

 

 

やぁ~ジンギスカンの歌に合わせてみんな楽しそうに踊っているなぁ~♪なんて歌ってるのかなぁ( ∧ ∧ )?

 

 

 

 

 

 

「……これってR指定なんじゃないか??……」

 

 

そもそも日本の教育がこの時点で間違っていたことが判明しました。

横文字が入っているデザインのTシャツを意味も分からずに着ると赤っ恥をかくということはありますが、

そもそもこれはその比ではない。

ご町内に響き渡る大音量に合わせ笑顔で踊るいたいけな少年少女たち。そして元気に笑い叫ぶ声がこだまする。

ホゥッホゥッホゥッホゥーッ

意味不明なことを笑顔でやる姿は想像するだにとてもアブナい。

 

純真な子供の顔が、訳によってこうも違って見えるとは。う~む、まさに教育による完璧な集団洗脳。

恐るべしジンギスカン。死してなお世界征服を企むとは。。 

まー楽しけりゃいーか。これも風習にこだわらない日本人の特長だろうよ。

さあ、ウォッカ持ってこーい!

ジン♪ジン♪ジンーギスカーン♪

                          2014年4月26日(土)

 

江戸水滸伝三部作 第一弾『天保水滸伝』

いよいよ4月25日、中央公論新社さんから歴史時代小説3部作の第一巻が発売されます!その名も『天保水滸伝』(著:柳蒼二郎)。

水滸伝と言っても中国の伝奇小説ではありません。 江戸期の「明暦」「天保」「慶応」時代を舞台に、男たちのアツい生き様を描いた物語です。

 

今回僕が担当するのは、この江戸水滸伝シリーズのカバーイラスト。 この間、2冊目用のカバーイラストを入稿し終り、現在、最終巻のイラストを制作中です。

 

一巻読み切りということで主人公はそれぞれ違いますが、友情と任侠をテーマにしているので主人公が本当に潔くてカッコいい!!はっきりいってめちゃ面白いです!

3部作の原稿読み終わった僕の感想は、人の上に立つ人はこうであってほしい。こういう人に人はついていくんだろうな。現代の人に少しでもこういう心持ちがあればよいな。武士の頑固さは馬鹿とかっこよさ紙一重。こういう生き方憧れるけど自分にはできーん!(男泣き)

読んでいる最中と読み終わったあとの感動の大きさは、今まで読んだ本の中でこの3冊は間違いなくトップ10入り。

ちなみに一冊目の『天保水滸伝』は歌舞伎や浪曲等、あるいは映画で語り継がれていますが、主人公は平手酒造という北振一刀流の使い手。そこから繰り広げられる運命としか言いようが無いことの運びに、永井、序章からショックを受けたのを覚えています。

 

内容もアツけりゃ本も厚い(読み応えバッツスの428ページ)!しかも2巻、3巻とだんだん面白さが増していくなんて、ドラクエも真っ青なスーパーシリーズ。順番に読めば更に面白さ無双です(僕のお気に入りは2巻。ヤバい!)。

 

これからの生き方を考えている人へ。

さぁ、買え。読め!                    

                                                                         2014年4月22日(火)

絵本版おはなし⑧「武士の登場」発売!

以前日記にも書いた絵本が先月発売になりました。

 

発売と言ってもこの絵本、実は教材用の資料的絵本なので書店には置いてありません。

どこにあるかというと、学校や図書館など教育に関する機関。しかも学校と言っても小学校という、なかなかお目にかかれないなんともレアな本になりました。

(とはいうものの、岩崎書店さんのHPや書店で購入できますよ〜★)

 

 

さて岩崎書店さんから出た、日本の歴史を絵と文章で紹介するこのシリーズ、全24巻で3回に分けて刊行されます。

各巻ごとに著者と作家が変わり、とてもバラエティーに富んだものとなっています。

 

そのうち僕が今回担当したのは第8巻の武士の登場。

ページを一枚めくるごとにあの時の苦労が甦るという珠玉のようなレアな感覚は、描いた者だけが味わえる贅沢な楽しみです。

 

僕は本の小説の装丁画と挿絵をメインにやっているので、今回のように違った絵の見せ方は初めてでした。

 

では時代小説の絵と今回の絵は何が違うか。

小説用、特に表紙の場合は、書店にいくつも陳列されている本の中でいかに目立つか、タイトル文字との絡み、内容との関連性、奇抜さ、などなどいろんな要素との中でイメージを固めていくわけです。

 

挿絵の場合、イラストレーターによってスタイルは様々ですが、僕のスタイルは臨場感の重視。物語のワンシーンをいかに印象深くカッチョよく、そして実際に見たかのように生々しく表現するのにこだわってます。今回はどのシーンを描こうか?選ぶ楽しみもあり、自由に描けて楽しい。

 

しかし今回の絵本は、僕の好きなカッチョよさは控えて、解説する為の絵。リアルで猛々しい武士たちの表情も控えてマイルドな顔。

 

加えて最も重要なのが時代考証。一枚の絵を仕上げるのに、普段の3〜4倍の時間がかかりました(もちろん時代考証の先生が間に入ってます)。

 

そんな感じでできたのがこの渾身の一冊。イラストレーターにとって自分の描いた絵が一冊の本になるというのはとてつもない喜びなんですな。

 

あえて言うわ。

 

買ってくれ!

 

岩崎書店 

http://www.iwasakishoten.co.jp/products/4-265-01658-8.html

 

 

                              2014年4月4日(金)

「山本兼一さんの訃報を受けて」

 

驚きました。本当に突然過ぎで。。

 

昨晩担当の編集さんから、山本さんの容態が急変したとの連絡を受けました。

そして本日、電話が鳴り山本さん訃報を受けました。

 

いつもお元気に精力的に執筆された、できたてほやほやの原稿を読ませていただいて、まだまだ遠い先の話だろうと思っていただけに、信じられないし悔やみきれません。

 

現在、中央公論誌にて連載中の山本さんの時代小説『平安楽土』。

その挿絵を僕が担当させていただいているわけですが、ここ数日、次号のイラストイメージについてのやり取りを、編集さんを介して山本さんとやり取りしていました。

 

この『平安楽土』は、一昨年、編集さんからお仕事のご依頼を頂きましたが、山本さんの体調が優れないということでスタートが延期になり、年が明けて満を持してのスタートとなった時代小説です。

 

物語の舞台は平安時代初期。乱れた政治のあり方を正そうとする武士が、権力と真っ向立ち向かう内容。

前回では早良親王が桓武天皇に疎んじられ壮絶な死を遂げる回。

平安初期が舞台という希有な時代小説ですが、僕自身、読んでいて物語はこれから面白くなっていくし、どんな展開が待っているのか非常に楽しみにしていました。

その最中突然の訃報でした。。

 

 

次号のイラストは、山本さんご本人がリクエストされた内容のものであり、今までにない特別な気持ちで現在制作しています。

 

しかし今更ながら、病と闘いながらこんなにも深くまた時代観を演出された情熱とパワーに、今更ながら驚かされます。

 

こんな熱い方の作品に微弱ながら僕がイラストで華を添えることが、これが僕のイラストレーターとしての作家さんに贈る言葉でしょう。

 

ご家族、お身内の方々、お悔やみ申し上げます。

そして山本さん、大変お疲れさまでした!こころよりご冥福をお祈り致します。

 

あと残り2話。僕と編集さんですばらしい小説を作らせていただきます。

 

というわけでまだまだ僕と山本さんとのやり取りは続きます!

 

                             2014年2月13日(木)

 

「あけましておめでとうございます」

 

いよいよ2014年の幕が開けました。今年は年末年始天気に恵まれ穏やかな気候で始まりましたね。

 

昨年はめっぽう忙しく自分の仕事に重点を置いて行動した一年でした。

目標達成率、80%といったところでしょうか。とはいうものの、昨年の大きな野望はほぼ実現させました。なかなか想い通りにはいかないことはあるけれど、だからこそ「こんどこそは!」とチャレンジしていけるんだと思います。

 

夢って夢じゃないんですよね。

 

結果よりも何をやったか?に重点をおいて、この2014年も目標達成の為に頑張って行きます。

 

皆さんもより良い一年になりますよう!

                              2014年1月1日(水)

 

源義家

 

え〜、ご無沙汰してます。永井です。

 

8月クリエイターEXPO以来怒濤の忙しさが続き、気がついたら既に年末。ここにきてようやく落ち着きを取り戻しました。

 

実は今回歴史絵本のお仕事を頂き、この半年間レギュラーのお仕事と平行して進行してたわけなんです(僕は絵担当)。

 

絵本なんて初めて携わるわけでして、しかもこれがただの絵本ではなく教材用の資料的な絵本なんですね。

普段の仕事では、いかにインパクトのある情緒的でカッチョいい絵を描くかに重点を置いているわけなんですが、子供用の教材ではこの書き方が結構マズいと。。

 

担当さんからはあらかじめ、鋭いタッチになりすぎないようにね〜と念を押されました。

 

解りました!

 

が、更に不慣れなことは続くわけで、今回の絵本は日本の歴史なんですね。

いろんな作家さんが日本の各時代を手がけるわけなんです。

永井、得意なのは主に幕末以降。要するに近代なんですよ。

 

一番苦手なのが平安とかその辺りかな〜なんて思っていたんですが、今回の僕の担当、ズバリ平安時代(笑)武士のはじまりあたりなんです。

 

まー、最初にお話をいただいた時に承知したんだけど、やってみるとこれがかなり大変で。。

 

時代物を描くときは時代考証をやらないといけないんですが、平安時代なんて初めて描くものだから、例えば着物はもちろん家の柱一本、履物一つ、桶一個描くだけでもいちいち資料を調べながら描くものだから、膨大な時間がかかるんですよ。

時代物は描くよりも資料探しが一番時間を費やすものなんです。

 

しかも平安時代の資料は限られていて、庶民の持ち物なんてほぼ皆無。絵か誰かの文献とかからイメージで描くみたいな。

 

とはいえ、終わりましたよ。ようやく。めちゃくちゃ大変だったけど、得たものもかなりありました。平安時代は江戸時代よりも遥かに遠く、ほんとに同じ日本か??ってくらいのナゾとロマンに満ちあふれていますね。

 

なおこの絵本、全国の学校、図書館に置かれるみたいなので一般の書店ではお目にかかれません。注文すれば購入できるそう。

 

できあがりは来年2月。完成したらここでも紹介しますねー!

 

ごきげんよう!

 

『第2回 クリエイターEXPO東京終了!』

 

東京ビッグサイトで開催された三日間に及ぶ商談イベントが無事終了しました。

昨年を上回る600人のクリエイターが参加し、会場は終始熱気に包まれていました。

 

今回僕がこのイベントに参加した目的は、自身の作品が持つ可能性の探求でした。

現在は主に出版関係でお仕事をいただいていますが、その枠を超え更なる可能性があるのでは?と思い、奮起してこのイベントに望みました。

 

今回もまた同時開催のブックフェア等の関係から様々なジャンルの来場者が訪れました。

 

その関係で僕のブースにもたくさんの方にお立ち寄りいただき、貴重かつ開眼させられるお話を聞くことができ、この三日間で自分の目標達成率は100%と言えるものになりました。

 

主に目立ったものは出版はもとよりゲームやグッズ関係です。その他映像や広告関係の方に興味を持っていただきました。

 

すぐにお仕事を頂くということはありませんでしたが、一年を通してこれだけ様々なジャンルの方と知り合える機会はまず無いため、貴重な体験をすることができました。

 

そのぶん披露もハンパなかったけど(笑)。

 

このイベントは展覧会ではないので、明確な目的を持っていかに自分をプレゼンするかが鍵になるとなります。

やはり人が集まるブースにはそれなりに理由があるので、僕自身も勉強になりました。

 

                              2013年7月9日(火)

 

永井秀樹商談ブースその1

商談ブースその2

商談ブースその3

商談ブースその4

 

モノクロ原画はかなりの好評でした!

グッズ関係社向け官能扇子その1

グッズ関係社向け官能扇子その2

無料配布冊子500部 ほぼなくなりました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『永井秀樹展 すばらしき日本 -江戸時代〜近代-』

 

先日無事作品の飾り付けが完了しました!

 

実はこの展示、当初年明け1月7日から始まる予定でした。

ところがいろいろトラブルがあったため、結局二ヶ月後に延期。。

 

久々に本格的な個展なので、年始に合わせて色々企画準備し物品も調達。高まる多いと期待を込め挑もうとしたところ、スコーン!と意表をつかれた。

 

うぬぅ。まー、いっか★

 

 

そして二ヶ月が過ぎ「時は来た!」(橋本名言)

 

いざ会場にて飾り付けを開始した所。。うーん、どうするんだっけ??(ドカーン!)

 

今回の企画者である遠藤さんがセッティングをてつだってくれたんだけど、永井自身、何を搬入してどう飾り付けるのか、二ヶ月のうちにすっかり忘れてもうた。

どうにもはかどらん。

 

「やべ、リャンメン忘れた!」

「あれ?なんだこれ??」

「永井先生、これどうするんですか??」

「うーん、わからん!」

 

そのうちもう一人の協力ヘルパーいずみ朔庵登場。さすが同業者、しっかり我が輩の代わりをこなしておるわい。砂漠のオアシス、荒れた荒野に潤いを取り戻すんだ。田園地帯に回る水車の如く働き我を助けよ。(やばい、後で怒られる。。)

 

結局記憶を頼りにアドリブ、行き当たりばったりでなんとか飾り付け完了。

チェックで全体を見渡す。

 

「やべー。。めちゃいいやん!!!なんだこれ!?」

 

想像以上の出来映えにしばらく我を忘れ眺める。

 

結果オーライ。記念すべき2回目の個展準備が完了。

 

今回手伝ってくれた遠藤さん、いずみ、森田さん、どうもありがとう。

 

というわけで、皆の力を盛り込んだ「永井秀樹展」いよいよ明日から開催です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『永井秀樹イラスト木製製品化』


木製製品を扱う"LIFE"+デザイナー集団"なふ"のコラボ企画で、iphone・ipadケース・名刺入れ等々高級感溢れるマホガニー素材にイラストがレーザー刻印されます。

僕がデザインしたものは主に和物で下記の7点。
・鎧(伊達政宗・片倉景綱)
・海賊船(背景有・無)
・般若
・小面
・桜
これから徐々に増えて行く予定です。

今回5人のイラストレーターがコラボしており、個性溢れる作品が揃っています。

完全受注生産で、イラスト位置・大きさ・文字入れ等お好みに合わせて刻印できます。

http://www.sweetd-life.com/products/list99.html

                             2012年11月20日(火)

 

 

『いよりあきこ絵画展』

今日、友人であるイラストレーターのいよりさんの個展に行ってきました。

 

いよりさんと言えばキュートでスタイリッシュな水彩画ですが、なんと今回の展示、童画を思わせる作風で新しい世界を発表されてるんですね〜。

昨年、展示用の絵をちょこっとだけ見せてもらったんですが、これがまあとても同じ人が描いたとは思えない異なるタッチで心に残るステキな絵。

 

そして今日、飾られた数々の作品を見たけど、う〜ん、安らぐわー。故郷とか懐かしいあの頃って感じ。もちろんいつものタッチの作品も飾ってあって、展示内容にコントラストが出て楽しめます★

 

是非行かれることを御進めします。といっても明日の5時までなんだけれど。。永井もいよりさんにギリで知らされて急遽友人と行ってきました(笑)

 

帰りは久々に3人でご飯を食べて帰ってきたとさ。

 

【会場】

渋谷東急南館8階 アートサロン

2月15日午後5時まで

                               2012年2月14日(火)

 

 

東急館内のあらゆる所に案内が!

夢の中のようなとっても雰囲気ある銀河鉄道

いよりさん(左)とまるで忍者のような立ち姿の友人M氏(笑)

『新年会』

土曜日、毎年恒例の仲間を集めての新年会を今年も開催しました。

今回もたくさんの方が参加してくれました。どうもありがとう。そしてお疲れさまでした!

 

飲み会は店でやるとなると、せいぜい2〜3時間の決まった枠。始まったと思ったらもう終わったという感じでどうも時間が足りない。はっきりいって永井の考える新年会にはまったく沿わない。

 

ならば!ということで前回から、銀座にあるギャラリーの地下をレンタルし、酒と料理を持ち込み昼から夜までたっぷり6時間飲んだくれて騒ぐという、とてもステキな企画にしました。これなら各自都合の良い時間に参加できるし、店を借りるよりよっぽどお得★

 

いつもはただ飲んでしゃべって終わりのオーソドックスな内容だったけれど今回、そろそろ何か余興でもあったらなお充実するのでは?と思い、あるイベントを企画しました。

 

それは

1.和太鼓

2.ベリーダンス

 

友人、知人にお願いしてやってもらいましたょ★参加者には内緒で(笑)

 

初の試みだったのでどうなるか想像がつかなかったけれど、かなり!かな〜り!!の盛り上がり!!

中間の和太鼓で一発盛り上げ、そして夜には生演奏によるベリーダンスで参加者共に踊りまくり盛大に盛り上がりました!

 

和太鼓の裕太くん、ベリーダンサーのIIeyちゃん、みえちゃん、ミュージシャンのヤミーンさん、あやちゃん、ジーナちゃん、そしてしほちゃん、どうもお疲れさまでした!また機会があったらどうぞ宜しく★

                               2012年1月29日(日)

 

『明けましておめでとうございます』

今年は特に、永井にはこのタイトルの言葉が響きます。

 

昨年は思いがけぬ大地震により日本中が混乱状態に陥りました。

しかし、原発問題をはじめ多大な問題や犠牲者が出たにもかかわらず、国内でのパニックは極めて小さかったと思います。いざという時に強い!日本人の粘り強さと節度が、いかに他に類を見ないものであったかという証ですなぁ(当日電車が止まり4時間半歩くハメになった永井も、文句言わず結構楽しんで帰ったよ)。

 

そして、これがきっかけで復興に向け日本が一丸となって動き、こうやってまた新しい年を迎えることができたのはやはり喜ばしいことです。

 

物事は大小関係なく、問題が発生すればそこから学び将来に向けての解決策を立てる。ヤケを起こしたらジ・エンド。自然淘汰され博物館行きです。下手すりゃ思い出してさえしてもらえない。

成長するにあたり、この流れは未来永劫変わることはありません。

昨年の出来事は、これからの日本にとって大きな課題だったような気がします。

そして日本人一人一人がこれを機に強くなることを祈ります。

 

そんなわけで永井自身、今年も夢と目標に向かって熱く走ります!!

 

本年もどうぞよろしく。 

                               2012年1月6日(金)

『長崎の旅日記ダイジェスト〜その1』

忙しい中をなんとかやりくりして、無事旅から帰ってきたぜ。ふぃ〜。

 

今回、気まぐれ旅を企画してくれたMさん、そして安心安全な運転で快適な旅を提供してくれたYくんどうもありがとう。

 

旅はええの。新たな出会いと新たな経験が今後の人生に行かされる事を願って。

                                2011年8月23日(月)

 

一日目

永井の荷物。6日間分。

最小限にまとめたこの風呂敷に永井の旅への意気込みがうかがえる。

真昼の待ち合わせ。

当日、都内で35度の真夏日を記録。

待ち合わせ開始後、早くも気持ちが折れそうになる。

高速道路を一路西へ。

まずは阿波踊りを見るべく四国は徳島に向かう。

一日目の終点は淡路島のパーキング。

社内にて一泊。う〜ん、蒸し暑い。。

二日目

あまりの社内の暑さに5:30起床。

外に出ると心地よい潮風が。

朝焼けのもやのなかに浮かぶ鳴門大橋と水平線を照らす朝の太陽。これから始まる旅に思いを馳せ、もの静かに浸っている永井の気分を見事にぶち壊した言葉。

気分を取り直しいざ徳島へ!

阿波踊りまではまだ時間があるぞ。

まずは徳島ラーメンを食べて腹ごしらえ。

いよいよ徳島の街にくりだすと、なんとも言えぬ情緒ある景色が。

その中の一枚。

地方には必ずと言ってよいほど変な物がある。

これが徳島で見つけた変な物。

人!人!人!そうこうしているうちに、人が街に溢れ出す。

いよいよ祭りの始まりぢゃ。

想像を絶する人の波に、阿波踊りの規模がうかがえる。

街をあげての大騒ぎ。

数えきれぬ団体が、道という道を至る所で所狭しと踊り出す。

優雅な女に、、

いなせな女。

逞しい伊達男達が街を熱狂の渦に巻き込む。

 

はっきり言ってナメてました。ホンモノ見るまでは。

そりゃあもう、おっそろしくカッコ良くて一発でとりこになっちまっただよ。

都内で見るモノとは次元が違うぜ。阿波踊り2011徳島。

 

4日間続くらしいがおいら初日でダウン。いや〜、パワーありますな〜。

 

その後温泉で汗を洗い流し、近くのインターのさびれたパーキングで無事、二日目を終えたとな。

 

                                       続く

『旅』

行ってきます。いつからって、"今から"です。

友人と3人で5〜6日間くらい、とりあえず目的地は長崎に決めて後は気ままに行きたいところへ。

今日は徳島に行ってほんまもんの阿波踊りを見るらしい。

 

ぢゃ、ちょっくら行ってくらぁ。

                                2011年8月12日(金)

『納涼船』

先日、風流な夏を楽しむべく友人と納涼船に乗ってきた。

 

とある駅でたまたま見つけたチラシ。花火大会の告知かいな?と思い何気なく手に取ってみたら、そこに書かれていたのは「納涼船」。おぉ!なんて良い響き。。

 

その名の通り、船の上で催すこの納涼。考える余地無く参加を決め即予約。

なんと言っても魅力なのが、浴衣での来場者は1000円引き!参加費2500円で2時間飲み放題が、なんと1500円で飲み放題に!!

 

という事で当日浜松町で待ち合わせたが若い浴衣男女がうようよ駅に溢れていた。

普段これだけの浴衣男女は祭りでも見かけないのだが、さすがに1000円引きに惹かれたか。

などと思いつつ、乗船場所である竹芝桟橋に向かう。

 

受付にて乗船手続きを済ませ、いざ乗船!なんかわくわくしてしまう。船内は既に祭りモード★船上版出店に外国人浴衣戦士など、なかなか異国の匂いが漂い既においら興奮状態。

 

ルートは竹芝から東京湾に出て海上灯台で反転し再び竹芝へ。

船上から見る夜景、下から見上げるレインボーブリッジ、羽田から飛び立ち真上を飛び去る旅客機など、どれも普段では見られない迫力ある光景を酔っぱらいながら笑顔で傍観する。

 

行きは会話や出会いで盛り上がったが、極めつけは「浴衣ダンサーズ」によるイベントで場内強烈な盛り上がり!おれらも若者に負けじとぴょんぴょん飛び跳ね首振って叫びまくり、さながら80年代のディスコ状態(笑)ここには不景気を全く感じない世界があったのだ。

これハマるよ、ほんと。会期中にもう一度行ってみたい夏の娯楽場所だ。

                               2011年7月31日(日)

永井、ビールを片手に海を望む

「あ〜、気持ちええ」

船上での出会い

『友人の作品展』

昨日、友人がこっそり参加していた展覧会を見に下北沢に行ってきた。

 

ポストカードの作品展で、告知といえばほぼブログだけらしく本人らしいと言えば本人らしいなーと、なんとなく納得してしまったよ(笑)

 

知り合ってからかれこれ4〜5年経つけれど、ここ最近消しゴム版画を精力的に制作しているらしく、作品を見ると隠れた才能に驚いたもんだ。

 

今回は展示で文豪シリーズのポストカード2枚ゲットです☆

 

作品自体はとてもシンプルだけど、版画ならではの色味やかすれ、それに古き良き日本をにおわせる世界観が永井を引きつけました。

 

こんごの彼女に期待です。

 

・手作り雑貨 うらかやこホームページ

http://urakaya-made.jpn.org/index.html

                               2011年7月4日(月)

『続・JIN-仁-/エキストラ出演』

いや〜、ついに終わってしまったねぇ、JIN完結編。

 

オリジナルのストーリーとはいえ幕末ものということで大変楽しめたなぁ。毎回ハラハラドキドキ、そして感動の連続だった。

 

そして永井にとって特別な最終回。ドラマの結末が気になるのはもちろんだが、それ以上に気になったのが"彰義隊士/永井"ははたして映るのか??どっちに集中していいのかわからーん!

 

思えば土砂降りの雨の中、早朝から夜までずぶ濡れのまま走り回ったり、数時間虫だらけの泥水にぶっ倒れたり、あの日の苦労は報われるのか??

 

そして始まった最終回。いざ完成した映像を観ていると、

 

「やったっけなぁ、死体」

と、撮影した時を思い返す。

 

寝そべったオレの周りで官軍と彰義隊が激しい戦いを繰り広げてるんだよ。撮影と分かっていながらもこれがはっきり言って凄まじい。

鉄砲が鳴り響き大砲が轟音をあげ、後ろではボカンボカンいって破片と匂いがが舞い散りあたりまっちろけ。そのなかで双方雄叫びをあげながらぶつかりあったり血を噴き出したり吹っ飛んだり。。正直ケガ人は出たしオレも刀傷できた(笑)。

「こりゃ本物か??」ってマジで怖くなるくらいの大迫力の撮影だ。

 

とかなんとか思い出しながら観ていたら、森の中を逃げ惑う彰義隊の中で一人違う髪型を発見!

 

出た!!おれや!!

 

おぉ!あの茶筅に結んだ髪型こそ数あるエキストラとの差別化の証。輝かしい役者デビューを飾った自前のまげちょんではないか!

 

ほんの一瞬の映像とはいえ確かに2カットの登場。永井喜び。苦労が報われました(笑)。それよりも、この作品作りを一緒にできたこと、そしてそしてなりより、幕末を体験できたことが本当に嬉しい。

また機会があれば、時代物、特新撰組に参加したいと思っている今日この頃である。

                               2011年6月27日(月)

『JIN-仁-/エキストラ出演』

現在永井は体中に激痛がはしりアザだらけ。歩く事も結構ツライ。

それもそのはず。永井は幕軍として官軍と激しい戦いをしてきたのだ。。

 

行ってきたぜ!「JIN-仁-」の撮影に!

永井の幕末好きがついに自分自身を幕末の世界に駆り立てた。幕末関係ならお金を出しても参加したいと思っていたが、今回はタダで幕末を体験できるということで、即決だった。

願わくば新撰組、一歩譲って幕軍を!と願った永井であった。。

 

集合が早い事もあり(4:30!)前々日の夜に、誘ってくれた友人と待ち合わせしスタジオ入りすると、既に官軍・幕軍の衣装を身にまとった熱い漢(おとこ)たちががスタジオ内を徘徊していた。

控え室に入ると、すぐにスタッフから配役が書かれた紙を渡された。

友人に官軍の紙を渡し、つづく永井にも官軍の紙を渡そうとしたスタッフ。ところが永井の顔を見てハッ!とした顔で違う紙を渡しました。

そこに書かれていたのは

 

「彰義隊」。

最期まで幕府と命をともにするという事で集まった、決死の義勇軍だ。しかし時代の流れには逆らえず、上野で官軍と戦い全滅という運命をたどる。

 

うおっしゃー!幕軍じゃ!早速衣装を着せてもらい、初めて身に付ける手甲に興奮!さすがテレビ局の小道具、細かいところまでちゃんと仕上げてあるわい。

次にメイクさんが顔や手に汚しを着け、最期にヘアメイクさんがカツラをつけるんだけど、もちろん永井は自前のちょんまげ(笑)。

準備完了。あとは出番を待つだけ。

 

今回のロケは派手な戦闘シーンということで、屋外ロケだった。

彰義隊全滅。着替え持参。外は激しい雨。このシチュエーションが何を意味するのか、理解するのにそう時間はかからなかった。。

 

現地到着。撮影スタンバイOK。おっしゃー!派手に暴れて話題独り占めだぜ!と気合い入れていた矢先、スタッフがオレを呼ぶ。

 

スタッフ『きみ、きみ』

永井『あ、はい』

お?なんだ?なんだ?フフン、この自前ちょんまげにノックアウトされたか?

 

スタッフ『ここ、ここ。ここに寝てみようか』

永井『。。。は?(え〜と、泥水ですが。。)』

スタッフ『ここね』

永井『あ〜。はい。。』

 

名誉な事に、エキストラ初参加において戦争における最も重要な役を頂いた。それは同時に永井の栄光ある役者デビューだった。

 

死体。

 

おれは心の中で一言つぶやいたよ。

『まじっすか。』

 

さんざん色んなシーンを撮ったけれど、もう一つ思い出ができたなぁ。。(遠い目で)

 

ぬかるんだ山道での撮影では橘恭太郎役/小出恵介さん、佐分利祐輔役/桐谷健太さん、橘咲役/綾瀬はるかさんたちと競演。

いやー、さきちゃんかわえー。今回は戦闘シーンという事でエキストラ全員男。なので綾瀬はるかさんが登場するとみんな凝視(笑)。

 

そんな中、永井は恭太郎の前を走り抜けるシーンがあったんだけど、何事にも積極的に立候補した永井、恭太郎の前で思い切りこけました(笑)。

エキストラ永井、渾身のNG!

 

スタッフ『カット、カットー!大丈夫ー??』

永井『すいましぇ〜ん。。』

 

さきちゃんが笑う。佐分利先生も笑う。そして恭太郎さんにはリアルな演技とお褒めの言葉を頂いたよ。

 

今回の撮影にあたり、スタッフの作品に対する思いという物が感じられ、作品作りに参加できたという事で大変有意義な一日を過ごせましたとさ。

 

なお放送は最終回ということなので、自分探しに夢中になりストーリーに集中できるか

心配だ。。

                              2011年6月12日(日)

 

 

『新撰組イラストコンテスト受賞』

さる5月7日、土方歳三生誕の地である日野にて開催された新撰組チャリティーイベントに参加してきました。

本来ならばこの時期、当地では新撰組祭りが開催される予定だったけれど、震災のために今年は自粛という形をとったということです。

かつて土方が戦った宮古湾がある岩手県宮古市も、今回の震災にて打撃をうけました。それを元気づけるべく、新撰組のファンが集い今回のチャリティーイベントが開催されたというわけ。

 

それでこのイベントを盛り上げる一環として、新撰組イラストコンテストが開催されたという経緯なのだ。

 

日野市なら土方だろうということで、思いのたけを込めて描いた永井。みごと「土方歳三賞」を頂戴し表彰されてきました。

 

それとこの日もう一つ、永井にとって生涯忘れられない事が。

大好きな司馬遼太郎原作『新撰組血風録』のTV番組以来主演として数々の土方歳三役を演じてこられた栗塚旭さんとお会いできたのだ!

永井は『血風録』以来、栗塚さんの大ファン。

今回のイベントでは午後の部において、栗塚さんのトークショーがあるという事だったので、こちらも胸を躍らせながら楽しみにしていたのだ。

 

ところが!今から表彰式が始まるという矢先、なんと栗塚さん到着!おいらの2つ隣に座り会場の空気が明らかに変わった。

 

コンテスト授賞式では、表彰台に上がり意味も分からず間違ったところに立った永井に、「そこじゃなく、こう立った方が皆に顔が見える」と声をかけてくださったのが、なんと栗塚氏。

うおー!ただでさえ緊張と興奮で混乱してるのに、永井の混乱度数はマックスに。オレにか!?今オレに話しかけたんだよね!?栗塚旭に注意されたぜー!!間違えて立って良かったー!

 

ちなみに授賞式中は、この栗塚事件の為あまり覚えとりません(笑)。

 

そしてゲットしてきました、サイン入りブロマイド!「いやー、先ほどはどうも」みたいに話も弾み、前日に仕上げた土方歳三扮する栗塚さんのイラストをしっかりと渡してきました。

 

現在74歳(だったかな?)にも関わらずほんっとに元気な方で終始しゃべりっ放し(笑)。

恐れ多くもあるけれど、機会があれば今度は公式にお仕事をご一緒させて頂ければと夢を抱きました。

                                  2011年5月10日(火)

『被災地応援イラストレーション/伊達政宗』

今回は大震災において多大な犠牲者を出した宮城県の方々に送ります。

溢れる勇気と愛、大切な家族の絆を、仙台を代表する猛将・伊達政宗に込めました。

 

たくましく戦国を生き抜いた彼が作り上げた国は力強さに満ちあふれています。

 

どうか逆境に負けないでください。

                                2011年3月29日(火)

『地震』

東北地方に壊滅的打撃を与えた今回の地震。

日々増えていく、亡くなった人の数を見るたびに心が痛みます。

 

 

永井は11日当日、秋葉原のとあるビル一階にいた時に地震をくらいました。

 

ゴゴゴゴ。。。

 

最初、でかいトレーラーがでかい荷を満載にして表道路を走っているのかと永井は思った。周囲の人間もそう思っていたらしく、誰一人として平然としていました。

そのうち一人がつぶやいた。

 

「ジシン。。」その直後に大きな横揺れ。

お前は破壊神か??

 

冗談はさておき、思わず道路に出てみれば街が揺れてる。ビルも踊ってる。

な、なんだ!?これは!?普通じゃないぞ!しかも長い!

終わってからも心臓バクンバクン。顔は恐らく超ど級にアホ面していたろうオレ。

 

予期せぬ天災は人間の本性を丸裸にしてしまいます。

確かに怖かったけれど、交通網に影響はあったものの街はそれほどの打撃はなし。

にも関わらず、我先にと逃げる人達を見ていると地震そのものよりも恐怖を感じました。

 

いざという時こそ冷静さと思いやりを大事にしたいものです。

『ひできの落書き帳/センパイ』

今日のオモローな人物は"センパイ"です。

 

別に永井のセンパイでも知り合いでもなんでもなく、たまたま電車に乗り合わせていた見知らぬ彼が隣の友人に言ってました。

 

いそうでなかなかいないけど実際にいるんだね、こういうタイプ(笑)。端から見ている分には、絵にもってこいの美味しいキャラ。

でも知り合いにいたら後ろから頭をスリッパで殴りたくなります。

                                 2011年2月8日

 

 

『ひできの落書き帳より/扇子おじさん』

やはり人物は面白い。外出するときは、先々で人物のスケッチなどをするんだけど、

電車内というのは格好のスケッチ場所である。

隣に座っている人、前に座っている人、立っている人。。

 

その中で永井が「なーんてステキなんだ!これは是非記録せねば」ということで書き留めたオモローな人達がいる。

 

いくつか紹介したいと思うんだ。

 

とりあえず今日の一枚は、確か1、2年くらい前の夏の電車内で。暑いのにダブルのスーツ着て、扇子を小刻みに扇いでいたおじさんがいた。

その音はきわめて低い周波数で、人が少ない車両内に響き渡っていた。がいっこうにかまう様子も無く、その関西のおわらい芸人風のおじさんは一点を見つめ、ひたすら扇いでいたのだ。

 

シャカシャカシャカ・・・・・と。

 

何気ない夏の昼下がり。どこの誰か知らないおじさんはぼくに一瞬の宝物を与えてくれました。

ぼくはあなたに聴きたかった。

 

「あんただれ???」と。

 

                                2011年2月7日

 

『今日の一撃/遊就館にて』

今日は朝早くから友人と遊就館に出かけた。遊就館とは靖国神社境内にある歴史資料館だ。

入って早々、賑やかな一団がやってきてオレの横でドラマを繰り広げたのだ。

 

今日のブログはあなた達が主役です。

 

                               2011年2月6日(日)

 

 

「明けましておめでとうございます。」

 

すっかり正月を越しての挨拶になってしまい恐縮ですが、本年もよろしくお願い致します。

 

皆さん、年越しはどのように過ごされたでしょう?永井は久々に東京で年を越しました。

大晦日に一年の反省をし、元旦に今年の目標をかかげ2011年も準備万端。

時が来るまであせらずじっくりと進めていくつもりです。

 

皆さんにとっても良い一年でありますように。

2011年1月8日(土)

 

『歴史群像スケッチ/高杉晋作』

今回も引き続き幕末で。その中でも特に人気のある高杉晋作の登場だ。

彼もまた新たな時代を見ること無くこの世を去った一人。革命家は、短命な分人生が濃いんだよねぇ。

革命期は"叫ぶ者"から"創る者"へとバトンが渡され、そして一番美味しい蜜を吸う"継ぐ者"へと渡される。

ある意味、醜い世界を見なくてすんだのかも。。

 

2010年12月11日(土)

 

『歴史群像スケッチ/千葉さな子』

はたまた時代は遡り幕末へ。

今回登場したのは、北振一刀流開祖千葉周作の弟である貞吉の娘"千葉さな子"。

女性ながら北振一刀流免許皆伝。千葉の鬼小町と言われたほどの腕前だそうだ。

 

そういや女性描くのは久々★描いててなかなか楽しい。

写真が残っていない人物ってほんと、想像が膨らむのぉ。

 

2010年12月6日(月)

 

 

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『歴史群像スケッチ/東条英機』

戦国から一気に近代へ。

今回は"東条英機"をターゲットにしてみた。どういう形であれ昭和史にその名を残したのには違いない。

絵にしやすいんだよね、東条さんは。

2010年12月3日(金)

 

 

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『歴史群像スケッチ/服部半蔵』

さて、先日の聖徳太子の後は再び戦国時代に戻る。

日本史の中を、まるでタイムマシンに乗ったかのように縦横無尽に駆け回る永井。

今回のターゲットはご存知"服部半蔵"。れっきとした徳川の武将だけど、やはりイメージはおなじみの黒装束スタイルだろうの。

2010年12月2日(木)

 

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『歴史群像スケッチ/聖徳太子』

久々の気まぐれ歴史群像スケッチ、今回は遥かに遡って聖徳太子の登場。

いきなり飛びすぎて永井本人もびっくり(笑)。あれ?飛鳥時代??

 

生まれて初めて描いた聖徳太子の群像。まるでさいころを転がした時のように何が出てくるか予測がつかん。

しかしこれが意外と刺激的で楽しいのだ。

2010年12月1日(水)

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歴史群像スケッチ/上杉謙信』

気まぐれスケッチシリーズ、今回は上杉謙信。

この流れならやはりというか、自然かなーと。戦国武将なんて今までほとんど描いたことなかったけど、描き始めると何とも書きがたえがある。

幕末侍と違い、写真が無い分想像が膨らむんだね〜。

2010年11月20日(土)

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歴史群像スケッチ/武田信玄』

信長描いたから次はなにが良いかと考えた。

いやー、実は何も考えず感性の赴くままに筆を走らせた。そしたらほら、今回は信玄公が登場した。

 

次は誰が登場するのか。それは永井にもワカリマセン。。

2010年11月19日(金)

 

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歴史群像スケッチ/織田信長』

今回は若かりし信長を描いてみた。

 

曹操と信長。太平の世では、力を持て余してやんちゃなことばかりやっていたこの二人。しかし、いざ乱世になれば惜しみなくその能力を発揮するという点で、この二人は似ていると思う。

 

彼が今この平和な日本に生まれていたら何してるのかな〜。きっと良くも悪くも常に話題になっているに違いない。

2010年11月17日(水)

 

 

 

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歴史群像スケッチ/曹操』

実は永井は三国志が好きである。熱狂的とは言えないが結構好き。

 

今でこそゲームや映画でメジャーな三国志だけど、およそ25年前の田舎では、三国志の名を口に出している人は皆無。当然何の情報も無く名前すら?だった。

 

当時の永井は小学生でアニメ・ゲーム大好き少年。自分でキャラクターを創ってひたすらノートに描いてたっけ。

そんな中、金曜ロードショーかなにかでたまたま観たのが「横山光輝三国志」のスペシャルアニメ。

ここに強烈な個性を持つキャラクターがゾクゾク出てきたのだ!ジーザス!

 

これを観てからハマったな。

 

なんとなく今でも覚えているのが曹操の配下、魏の猛将"徐晃"の登場シーン。

 

『おれはじょこー!!』登場。

『ぐわぁ〜っ!』退場。

セリフたったの二つ(笑)

 

役5秒の登場シーンにも関わらず、永井少年のハートに鮮烈なる印象を焼き付けた。

 

また、物語の最初から登場している"関羽"には感情移入してしまった。

村のみなしごの少女に『かんうさまー』って慕われていて、そのやりとりが非常に微笑ましい。それだけに最期はショック!矢の雨で全身ハリネズミって。。永井少年は結構トラウマになってしまったよ。。

 

そして最もインパクトあるキャラクターだったのが"諸葛亮"。

中性的な雰囲気でしかもブルーのアイシャドウを入れているよ、この人。しかもいつもクールで、自分の主君を『りゅうび』と呼び捨て。

 

そんな感じで、これらのきっかけから光栄シミュレーションゲーム「三国志」、横山光輝マンガ「三国志」とだんだん三国志にハマっていったのだ。

 

そして最近、ツタヤにて新作ドラマ「三国志」をレンタル。今までの三国志と違うのは、いつも悪役に描かれていた曹操に結構重点を置いているところ。

そりゃそうだ。歴史的に見て三国志の主人公はこの人なんだから。ちょっと今までと違う「三国志」としてこれからが楽しみです。

2010年11月16日(火)

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『ハロウィンパーティー』

話は先月末に遡る。

 

10月末〜11月にかけて、銀座のMireyagallery(ミレージャギャラリー)で毎年開催される展覧会に永井は毎年参加しているんだけど、ちょうど10月31日を挟むこともあってハロウィンパーティーをやることが恒例化してきた。

 

日本では最近になってメジャー化してきたこのイベント。本来キリスト教に由来する行事で、日本でいうお盆的な神聖なる意味合いを持つ。

 

だがしかし、我々日本人にかかればどうだろう?ただ仮装して酒飲んで盛り上がればイージャン!的な意味を持つ、年に一度の"健全なるおおやけコスプレデー"と化す。

他国の神聖なるイベントを堂々と酒飲み祭り扱いにするのは我ら日本人の専売特許。

 

「ハロウィンて、かそーできるからおもしろーい。」

単純明快。これが先祖代々、我々にやどる祭りDNA。

うーむ、恐るべし日本人。

 

そんなコスプレパーティーを10月30日という、最も盛り上がるハロウィンイブにギャラリー内で開催。もちろん展覧会に沿ってのパーティーなので、皆まじめに絵は展示している。

 

当日は台風にも関わらず、たくさんのスーパーとんちんかんな大人どもが来場。ふつーの人もいれば完璧な人もいる。

 

台風だぞ!?そんなに酒が飲みたいか!?そんなに仮装したいのか!?

聞いたら素直に答えました。

「はい」と。

ステキすぎ(笑)。

 

そんな中でひできもなりきりました。

名付けて「Hideki The Vampire」

2010年11月12日(金)

 

 

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『新撰組血風録』

新撰組をテーマにした物語で特にハマったのが、司馬遼太郎の『新撰組血風録』。

15の短編からなる小説で、彼ならではのフィクションとノンフィクションを掛け合わせた描写はここですこぶる発揮されているように思う。

 

ちなみに永井が知ったのは、1965年にテレビドラマ化されたものをDVDで観たのがきっかけ。

タイトルは原作と同じ『新撰組血風録』。土方歳三役を栗塚旭が演じて大当たり。沖田総司役を島田順司、近藤勇を船橋元でこれも適役。

特に土方、沖田役のこの二人、永井の中ではこれ以上ないキャスティング。

いつも観るたびに、コレコレ!これだよな〜、やっぱと思ってしまう。かっこいい。すてきすぎ。etc

いままでかずかず新撰組のドラマ、映画をいろいろ観たけど、やっぱりここに帰ってきてしまう。

 

そうそう、あともうひとつ挙げるなら「実録新撰組」。凄みのある大人達が凄みのある浪人集団を演じている様はすげー迫力。

最近の路線ではちょっとありえない感じが永井の好みのようです。

2010年11月11日(木)

 

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永井秀樹の世界 

ひゅー、ようやくHPリニューアルたぜ〜。

以前ブログで宣戦布告したと思いきや、凍結状態のままお蔵入り。。ここにきてやっと形になった。

でもまだ試運転中なので、ぼちぼち手を加えて行く予定なのでヨロシクちゃん☆

2010年11月9日(火)

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